壱岐島釣り遠征 ヒラスズキ編

長崎県の離島、壱岐島。中学生の頃、有名アングラーの方が磯からヒラスズキを釣っている映像を見て以来、憧れのフィールドの一つでした。壱岐島で釣りをする日が来るなんて当時の自分には想像も付きませんでしたが、月日が経つにつれ、県外、終いには飛行機で海外まで釣りに行く様になり、釣りのために遠征をするということに全く抵抗が無くなっていきました。
そんな自分にご縁があり、以前お世話になった方から壱岐のお話を伺い、これまでに3回、壱岐で釣りをさせていただく機会をもらいました。3回の釣行の内、2回の釣行で、ヒラスズキを釣ることができたので、今回は壱岐でのヒラスズキ釣行についてを記事にしたいと思います。

初!壱岐島ヒラスズキ遠征

初めて壱岐を訪れたのは今から2年前のゴールデンウィーク。5月の壱岐は昼間は長袖Tシャツ、夜はジャケットを着ると、暑くも寒くも無く、非常に釣りしやすかったことを覚えています。

1日目はポイントの下見へ

フェリーで昼ごろ壱岐島に到着。午後は磯の下見に。
波はなくサラシもほとんど無かったので、あまり釣れる気はありませんでしたが、初めての壱岐での釣りということで、ワクワクしていて気付けばすぐに日没だった記憶があります。
翌日は波が出る予報だったので、翌日へ向けてのいい下見になりました。

壱岐島で初めてのヒラスズキをキャッチ!

2日目、この日は朝まずめから釣りする予定でしたが、寝過ごしました。笑
起きた時にはすでに日が上がっている時間。笑
天気予報もいい感じだったので、「昨日の磯は先行者居そうだな…」と思って磯へ向かってみると…誰も居ない!貸切!壱岐最高!
波も高すぎず、サラシもちょうどいい感じ。
これは釣れそうと思いながら、サラシの中にルアーを投げるとすぐにヒット!
友人にランディングしてもらい無事にキャッチ。

壱岐遠征一本目のヒラスズキ

壱岐遠征一本目のヒラスズキ

初めてのフィールドで釣る最初の一匹はサイズ問わず本当に嬉しいです!

サイズアップそしてダブルキャッチ

先ほどのサラシが反応無くなったので、別のサラシを打つことに。
沖からの波が手前の岬に当たって、その払い出しが磯に当たっているようなポイントでした。
その払い出しの流れにミノーを乗せてヨタヨタ巻いているとドン!っという深い当たり。
全然エラ洗いせずにめちゃくちゃ引いて、「ヒラスズキじゃないんじゃ」と思いながらも上げてきたのは良型のヒラスズキでした。

70アップのヒラスズキをキャッチ

70アップのヒラスズキをキャッチ

70センチオーバーのヒラスズキを釣ったのは初めてだったので、これもまた最高に嬉しい一本でした。

そしてこのヒラスズキ、実は隣の足場でやっていた友人とダブルキャッチでした。笑

友人とヒラスズキのダブルキャッチ

友人とヒラスズキのダブルキャッチ

友人もこの一本の前に結構アタリがあったそうです。

3本目のヒラスズキをセットアッパーでキャッチ

先ほどのヒラスズキをリリースした後、今度は違うサラシを狙ってみます。さっき釣れたサラシのように流れは効いていないので、スルーしたポイントでしたが、打つところが無くなったので、ルアーを通してみます。
足場が高かったので、ルアーはロングビルで足元まできっちり引けるセットアッパー125を選びました。
サラシの向こうに投げてグリグリ巻いてくるとすぐにヒット!

セットアッパーでキャッチした3本目のヒラスズキ

セットアッパーでキャッチした3本目のヒラスズキ

50センチくらいのサイズでしたが、晴れの日の真昼間に釣れるヒラスズキは本当に綺麗でした。

この後、休憩を挟んで夕方にもう一度行きましたが、一匹バラしたのみで、1回目の遠征のヒラスズキ釣りは終了となりました。

3回目の壱岐島遠征

次は3回目の壱岐遠征です。なぜ2回目が無いのか?2回目の遠征は、ボウズだったからですw
3回目は11月の秋の良い時期に行けました。

波はあるもキャッチできなかった初日

初日、昼ごろに壱岐について、すぐに磯に行き釣りを始めます。というのも、今回の遠征の日程のうち、初日が波の一番ある予報だったためです。
早速ポイントに付き、磯を見渡してみると一面サラシが出ていて釣れそうな雰囲気です。
これはもらったと釣りを始めるも、強い北西風でルアーを思い通りに飛ばせない、狙ったところを引けないのと、ドカ波が時たまやってくるので、不用意に前に出れず、立ち位置が限られてしまい思う様に反応は得られませんでした。

北西風が避けられる面へと移動します。釣りを始めると早速の当たり。
ファーストキャッチはチヌでした。サラシでのヒットだったので、てっきりヒラスズキかと思いました。

サラシでヒットしたチヌ

サラシでヒットしたチヌ

とりあえず今回の遠征初の魚が釣れましたが、関西で普通に釣れるチヌとなると正直そこまで嬉しくありませんでした。笑

チヌをキャッチ後、違うポイントへ移動。
ここで開始早々ルアーのピックアップ時に50センチほどのヒラスズキが食ってきましたが、掛からずでした。
結局、初日は波がある状況にも関わらず、チヌ一枚しかキャッチできませんでした。

自己記録更新のランカーヒラスズキ

翌日、朝まずめは青物を狙おうと、ダイペンを引きやすい風の影響をあまり受けない風裏の磯へ。
時折出るヒラマサのボイル目掛けてルアーを投げましたが、ヒットすることはありませんでした。ダイペンを投げながらずっと気になっていたサラシがあり、青物の雰囲気が終わった頃にヒラスズキタックルを車に取りに行き、狙ってみることに。

風裏の磯なので、波はほとんど無かったのですが、タイミングを計ってルアーを投げるとまさかのヒット!
ヒット後すぐにエラ洗いをしたのでいいサイズのヒラスズキだと確信。ドラグを緩めて慎重に弱らせてランディングしたのは、80センチオーバーのランカーヒラスズキ!

ランカーヒラスズキをキャッチ

3度目の壱岐遠征 ついにランカーヒラスズキをキャッチ

磯から80センチのヒラスズキを釣るというのが一つの目標だったので、最高に嬉しい一本でした。

黒いヒラスズキはカッコいい

黒いヒラスズキはカッコいい

居付きの個体なのか、普段釣る50-60センチクラスのヒラスズキよりも黒味がかかっていてカッコ良い一匹でした。

壱岐ヒラスズキ釣行を振り返って

1回目の遠征、3回目の遠征とヒラスズキの自己記録を壱岐で更新してしまいました。自分の様な磯ヒラの経験が浅い人間にも良型のヒラスズキが釣れたのは、完全に壱岐のポテンシャルのおかげです。ただ、真冬に行った2回目の遠征では全く反応がなかったので、いくら壱岐といえど、真冬は厳しいのかなと個人的に感じました。
長崎の離島ということでアクセスが大変かと思っていましたが、博多港からジェットフォイルが出ているため、実際はそこまで大変ではありませんでした。
大阪からでも新幹線と高速船を利用する場合、3連休程度あれば実釣時間も十分に取れるので、今後もまた機会があればお邪魔させていただく予定です。

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